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ひだ (列車) : ウィキペディア日本語版
ひだ (列車)

ひだは、東海旅客鉄道(JR東海)および西日本旅客鉄道(JR西日本)が名古屋駅 - 高山駅飛騨古川駅富山駅間および大阪駅 - 高山駅間を東海道本線高山本線経由で運行する特別急行列車エル特急)である。
本項では、高山本線で運転されていた優等列車の沿革についても記述する。
== 概要 ==
特急「ひだ」は、1958年3月1日に名古屋駅 - 富山駅間を運転する準急列車として運転を開始し、同年9月に高岡駅まで運転区間が延長され、1966年3月には急行列車に格上げされた。1968年10月1日から特急列車に変更され金沢駅まで運転区間を延長したが、1985年3月14日に飛騨古川駅 - 金沢駅が廃止された。1990年3月10日に急行「のりくら」が廃止されたため、一部列車が富山駅まで運転されるようになった。
高山までの道路事情が悪かった時代は鉄道の独擅場であった。キハ85系導入により利用者が増えた事からJR東海社内では「ワイドビュー効果」という言葉も生まれたが、東海北陸自動車道の全通・高山市街地近郊までの延伸で自家用車や濃飛乗合自動車名鉄バスなどによる高速バスひだ高山号」と競合するようになっている。さらに富山までは1日4往復と少なく、また2015年3月14日北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間の開業により、名古屋駅ならびに米原駅経由による東京駅 - 富山駅間の列車移動が北陸新幹線にシフトされる一方、名古屋駅から北陸本線経由の特急「しらさぎ」の金沢駅 - 富山駅間の運行が廃止となり、それを見越して2014年10月1日東海北陸道経由の高速バスがこれまでの8往復から10往復に増発され、所要時間も「ひだ」や「しらさぎ」と比べてもそれ程変わらず、運賃も約半額程度の金額になる事からさらなる競争が激化し、列車では劣勢が強いられる状態となっている〔
〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ひだ (列車)」の詳細全文を読む



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